□■ 最近の動き(Topics)□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
●公取委が荷主に注意を呼びかけ(6/26)
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公正取引委員会は24日、令和6年度における荷主と物流事業者との取引に関する
調査結果および優越的地位の濫用事案の処理状況を公表した。「不当な給付内容
の変更及びやり直し」、「代金の支払遅延」、「買いたたき」など優越的地位の
濫用につながるおそれのある行為として747件が報告され、その半数で「荷待ち」
があった。調査対象の荷主30,000名のうち100名には立入り調査が実施され、書面
による注意喚起が行われた荷主は646名だった。
●精神疾患での労災 6年連続過去最多に(6/26)
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精神疾患を発症して労災認定された人が昨年度1,055人(前年度比172人増)に
上り、6年連続で過去最多を更新したと、25日、厚生労働省が公表した。原因
別では「上司からのパワハラ」が最も多く(224人)、「仕事内容・仕事量の
大きな変化」(119人)、「カスハラ」(108人)、「セクハラ」(105人)と
続いた。中でも「カスハラ」は前年度から倍増した。
●特定技能の賃上げ連携 製造業の人材管理団体設立(6/25)
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鉄鋼・電機・繊維など製造業の主要な30団体は、外国人労働者の受入れ拡大の
ため、新たな団体「一般社団法人・工業製品製造技能人材機構(JAIM)」を設立
し、25日、経済産業省が特定技能外国人受入事業実施法人として登録した。傘下
に入る計7,000社に対し、特定技能外国人の賃金を毎年、大企業は3%、中小企業
は1.5%引き上げることを義務付け、未達が続き改善がみられない企業は除名され
特定技能外国人の受入れができなくなる。
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