□■ 最近の動き(Topics)□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
●マイナンバー法等改正案 成立(6/2)
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2024年秋に現行の健康保険証を原則廃止し、マイナンバーカードに一体化させる
ことなどを盛り込んだマイナンバー法など関連法改正案が、2日の参議院本会議で
可決・成立した。その他改正案には、年金受給者の預貯金口座とマイナンバーを
紐付ける新制度や、マイナンバーを行政利用できる範囲の拡大等が盛り込まれている。
●荷待ち時間の削減、荷主の義務に(6/2)
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運送業における荷待ち時間について、政府は、荷主企業への規制を強化し、
削減に取り組むよう義務付ける。一定以上の物流量を抱える荷主企業には、
トラック運転手の負担軽減に向けた計画策定を義務付け、国への定期報告も
要請するほか、物流に関する管理責任者の任命も求める。関連法の改正案を
2024年の通常国会に提出する。
●育児中の従業員に対する短時間・在宅勤務の拡充を検討(5/31)
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厚生労働省は、31日、3歳以上の未就学児を育てる従業員が短時間勤務や在宅勤務など
複数から選べる制度を創設することや、残業免除の期間を子が小学校就学まで延長する
ことを含む報告書案を示した。3歳未満の子を持つ親については希望があればテレワークを
認めることを企業の努力義務とする。子の看護休暇も、対象年齢拡大や取得事由の拡充、
名称の変更を検討する。
●大卒就職率3年ぶりに上昇 97.3%(5/26)
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厚生労働省と文部科学省は、26日、今春卒業した大学生の就職率が97.3%で、
前年同期より1.5ポイント増えたと発表した。就職率は、コロナ下で採用を見送る
企業が多かった21年卒では96.0%、22年卒では95.8%となっており、3年ぶりの上昇。
調査以来最高だった18年卒・20年卒の98.0%には届かなかったが、文部科学省では
コロナ前の水準に戻ってきているとみる。
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